【7月のコラム】地域包括ケアシステムにおける訪問歯科診療
地域連携月例情報交換会 開催レポート「食べられない口」から「食べられる口」へ!
〜地域包括ケアシステムにおける訪問歯科診療の役割〜
当クリニックでは7月4日に月例の「地域連携情報交換会」を開催いたしました。今回は、医療法人社団 和春会 理事長の草川 洋 先生をお招きし、訪問歯科診療の最前線と多職種連携の重要性についてご講演いただきました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。以下に、当日草川先生がお話しされた貴重な内容を3つのポイントでご紹介いたします。
① 「人生の最後まで口から食べる喜び」を支える
訪問歯科の本当の目的は、単に虫歯や義歯の治療をすることだけではありません。ACP(人生会議)やご本人の意思(リビングウィル)に寄り添い、「食べられない口」を「食べられる口」に変えることで、生活の質(QOL)を高めることが最大の役割です。
② 科学的なデータに基づいたアプローチ (口腔機能低下症検査)
感や経験だけに頼るのではなく、お口の機能を客観的に評価します。専用の機器を用いて「舌圧(舌の力)」や「咀嚼能力(噛む力)」などを数値化し、一人ひとりの状態に合わせた適切なリハビリや機能指導を行っています。
③ チーム(多職種)連携で取り戻した「笑顔と唐揚げ」
入れ歯の装着に強い抵抗があった80代女性の患者様の実例が紹介されました。信頼関係のあるヘルパーさんや訪問スタッフが密に連携し、寄り添い続けた結果、再び大好きな唐揚げやリンゴをご自身の口で食べられるようになり、素晴らしい笑顔を取り戻されました。
当クリニックでも歯科との連携を進めていきます。お気軽にご相談ください










ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません