【9月のコラム】私たちは認知症を全身性疾患と考えています

10月 5, 2025

当院理事長の酒谷薫先生は、東京大学高齢社会総合研究機構及び東京大学大学院新領域創成科学研究科の特任研究員として、自身が開発されたAICOG(AIにより血液データから認知機能低下リスクを推定する)技術をベースに、山梨県や大阪府羽曳野市などと共同研究を行っています。

酒谷理事長は、脳神経外科が専門です。脳の病気と考えられている認知症を、全身性疾患と捉え、 AI(深層学習)を用いて一般的に行われている健康診断の血液データから認知機能の低下リスクを推定する仕組みを開発・実用化しています。

表面で紹介させていただいた9月19日に開催のセミナーでは、認知症を全身性疾患として捉えることで可能になる対処方法のお話となります。

 第2部では、生活習慣病の専門家である岡田定先生より、病院での治療と訪問診療との違いについて説明します。「おうちで笑顔」で過ごすためにできることを考えます。ぜひ、ご参加ください。