訪問診療について

10月 6, 2025

在宅訪問医療について

医師が定期的に患者様のご自宅まで訪問し、診療を行います。
緊急時には24時間体制での対応、また病院との連携体制も整えております。

在宅医療は、患者さんやご家族にお話を聞くことが基本です。
1件当たり10分から20分、初診の患者さんの場合には1時間以上かけて、ゆっくりとお話を伺うこともあります。
何度かお伺いしていると、お互いに徐々に打ち解け、体調以外のお話ができることもあります。若い頃の思い出、楽しい旅行の思い出、趣味の話、ご家族のこと、今一番の悩み・・・
この問診を除けば、あとは視診・聴診・打診など、病院と内容はあまり変わりません。

訪問診療では基本的に毎回、血圧、酸素飽和度、体温の測定を行います。主治医は内科を中心に全身の症状を拝見します。
より専門的な対応が必要な場合、専門医や看護師と連携してチームで診療にあたります。

対象となる患者さん

継続的な診療が必要で、ひとりで通院するのが難しい方が対象です。
ご高齢の方の慢性期疾患からターミナルケア、障害をお持ちの方を対象に診療していきます。

・認知症や知的に障害があり一人で外出できない方
・ご自宅・施設での在宅酸素やカテーテルなどの医療管理が必要な方
・足腰や腰痛のために移動が困難な方
・退院間近で自宅での療養が必要な方
・心臓や肺に疾患のある方
・ご自宅で緩和ケアをご希望の方
・その他様々な理由で外来通院が困難な方

※上記は一例です。ご不明点はお気軽にお問合せください。

診療科目について


内科・外科・精神科・心療内科

検査可能な項目

  血液生化学検査・尿検査・心電図検査・超音波検査
  新型コロナウィルス・インフルエンザ抗原検査 など

訪問診療で可能な医療処置

  ・注射、点滴
  ・人工肛門の管理、指導
  ・膀胱留置カテーテル管理、交換
  ・各種ドレーン管理、交換(PTCD・術後ドレーンなど)
  ・胃瘻、腸瘻カテーテル栄養の管理
  ・経鼻栄養、CVポート、IVHカテーテルの管理
  ・在宅酸素療法
  ・在宅人工呼吸器管理、非侵襲的陽圧換気(NPPV)療法
  ・腹水剥離
  ・褥瘡処置
  ・小外傷処置
  ・ターミナルケア、疼痛緩和ケア
  ・お看取り
  ・在宅インスリン注射の管理、指導
  ・気管カニューレ管理、指導
  ・喀痰吸引

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